困らない危篤の連絡と訃報の連絡について
2015-02-09
危篤の連絡について
肉親の死に接するのは辛いものですが、最後の別れをしてもらいたい方へ危篤の連絡をしなければなりません。
危篤の連絡を差し上げる範囲は、一般的に家族や三親等までの親近者、親しい友人や知人などになります。
ただ、こちらはあくまで目安ですので、故人さまの交際の度合いを鑑みて連絡する方を決めてください。
緊急の場合ですから電話で連絡するのがよいでしょう。その際はあわてず、こちらの名前と事情を告げます。
もし電話で連絡がつかないときは電報を打ちます。電文は「○○キトク、デンワコウ」などと簡潔にします。
訃報の連絡について
まずは、親族や近親者に連絡をします。
連絡は通常、葬儀の日取りを決める前に行います。
危篤の際、臨終に間に合わなかった方や、危篤の連絡で駆けつけた人が帰った後に亡くなられた場合は、それらの方々にもお知らせします。
また、故人さまと親しかった友人や、勤務先や取引先、学校や関係団体などへも連絡を差し上げます。連絡の際は、死亡日時と併せて、生前のおつきあいを感謝するとともに、逝去によるご迷惑へのお詫びも述べたいものです。
通夜や葬儀を自宅で行う場合は、町内会や自治会などへも忘れずに連絡をしましょう。
ただ、肉親を亡くした際には気が動転しますので、訃報は親族や友人が分担していただくのが良いでしょう。
喪家に代わって連絡をする方は、喪家との関係を述べ、必要な内容を簡潔に伝えます。故人さまの氏名・死亡日時・死亡場所・死因・通夜と葬儀の日時と場所などが必要となりますので、メモなどを使い、間違いのないようお伝えしましょう。
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