主な法事と日数の数え方
2015-07-02
[法要の日程を決める際の日数の数え方]
百箇日までの法要は、亡くなった日を含めて日数を数えます。
◎追善法要
・初七日(しょなぬか)
初七日は、本来は亡くなってから7日目に行われるのですが、最近は遺族や知人の日程に配慮し、葬儀当日に火葬場から戻ってきてから遺骨を迎える儀式(還骨勤行=かんこつごんぎょう)と合わせて行われることが多いようです。
この間、14日目、21日目、28日目、35日目、42日目といった具合に、七日ごとに法要があります。それぞれ名称がついており、例えば14日目は「二七日忌(ふたなぬか)」21日目は「三七日忌(みなぬか)」となります。これらの法要はふつう遺族のみで行われます。
・四十九日(しじゅうくにち)
49日目
忌明けの法要がなされます。
◎追悼法要
・初盆(はつぼん)、新盆(にいぼん)
(死後の日数とは関係なく)初盆の法要は、四十九日を過ぎてから初めてのお盆に行います。四十九日よりも前にお盆が来た場合には、翌年に初盆の法要を行います。
お盆の時期は地域によって異なりますが、旧暦のお盆なら7月。一般的には8月の13日~16日です。
・百箇日(ひゃっかにち)
百箇日の法要は、亡くなってから100日目に遺族のみで供養をします。
◎年忌法要
一周忌、三回忌、七回忌、十三回忌、十七回忌、二十三回忌、二十七回忌、三十三回忌といった具合に、年忌法要があります。
一周忌は亡くなってから満一年目に行ないますが、他の「○回忌」という法要は満年数マイナス一年で行ないます。(例えば七回忌は満七年目ではなく、満六年目の命日に行ないます)
年忌法要は、命日から年数が経つほど遺族のみで行われるようになります。
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