不祝儀袋の選び方と書き方

2015-07-16

■不祝儀袋の購入

香典袋は、水引が印刷されたものから豪華な水引きがついているものなど、多くの種類が売られていますが、目安としては、香典金額が5,000円くらいまでは水引が印刷されているシンプルなものを使い、10,000円以上の場合は、実物の水引がかかっているものを選びましょう。
蓮の花が印刷された香典袋も多く見かけますが、これは神式やキリスト式のお葬式では使いません。仏式のときだけ使用するようにしましょう。

 

■不祝儀袋の表書き

◇表書きの書き方

一般的には、水引きの付いた市販の不祝儀袋を使い、薄墨で表書きをします。 薄墨で書くのは涙で滲んでしまったという表現です。
毛筆で楷書で書くのが正式です。筆ペンでもよいでしょう。
昔は各自がお香を持参して仏様にたむけていましたが、現在ではお香料を「香典」という形で包むことになりました。

 

■不祝儀袋の下段の書き方

◎下段には、会葬者のフルネームを書きます。
◎夫の出張などで、妻が代理で会葬する場合には、○○○○内のように、「内」を左下に小さく書き添えます。会葬者名簿にも同じように書きます。
◎ご夫婦揃って会葬する場合、夫の氏名だけでも良いのですが、もし夫婦が二人とも故人とのご縁が深かった場合には連名で出します。
◎会社の社長名で香典を出す場合、どうしても一行に収まらないときには、行を分けて書くことになりますが、氏名は中央にくるようにします。
◎会社などで、上司の代理で会葬する場合には、○○○○代のように、「代」を左下に小さく書き添えます。会葬者名簿にも同じように書きます。

 

■不祝儀袋の種類

不祝儀袋の表書きは宗教によって異なるので注意しましょう。故人の宗教がわからないときは「御霊前」と書かれるとよいでしょう。

~仏式の場合~

水引は黒と白が一般的、銀と白、黄と白も使われます。表書きは全宗教で使える「御霊前」が最も多いようですが、「御香料」等もあります。「御香奠」とすると、仏式で共通に使えます。ただし、浄土真宗の場合は「御仏前」や「御香料」と書きます。

~神式の場合~

銀または白黒の水引を使い、表書きは「御霊前」「御玉串料」とします。 他にも「御榊料」「御神饌料」等もあります。

~キリスト教の場合~

水引は一般的には付けませんが、付けてもかまいません。表書きは、一般的に「御霊前」「御花料」「献花料」と書きます。

 

斎場名 松戸市斎場1

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