お葬式での弔電・供花・供物の贈り方
事情があって通夜や葬儀に出席できない場合は、弔電を打ってお悔みの気持ちを伝えます。
また、特に故人と親しかった場合やお世話になった場合は、感謝の気持ちを込めて供花や供物を贈るとよいでしょう。ただし、地域や宗派によってしきたりが異なるので、事前に確認しておきましょう。
弔電の送り方
葬儀の前日までに、故人の自宅か葬儀会場に着くように手配します。宛名は喪主にしますが、わからない時は「故○○様遺族様」とします。
申し込みはNTTや郵便局で申し込むことができます。弔電用の文例が用意されていますので、参考にしましょう。「重ね重ね」「再び」といった忌み言葉は使わないように注意してください。
NTTのお悔やみ電報文例
NTTでの申し込みは局番なしの115番へ
※インターネットでも申し込むことができます。
文例番号と文例
7506
ご生前のご厚情に深く感謝するとともに、故人の功績を偲び、謹んで哀悼の意を表します。
7509
ご逝去の知らせを受け、ただただ、驚いております。ご生前のお姿を偲び、心よりご冥福をお祈りいたします。
7510
いつまでも、いつまでもお元気で長生きしてくださるものと思っておりました。在りし日のお姿を偲び、心からご冥福をお祈りいたします。
7513
○○様のご逝去を悼み、謹んでお悔やみ申しあげますとともに、心からご冥福をお祈りいたします。
供花・供物
祭壇の脇を飾る花を供花、霊前に供える品物を供物と言います。供花や供物は、遺族の了解を得てから贈るようにしましょう。最近では故人の遺志を尊重して、供花や供物を辞退するケースがあります。
贈る場合は、式を行う斎場に確認しましょう。飾り付けが必要な供花や供物は、葬儀社に頼んで準備してもらいます。葬儀の会場と日時、贈り主の名前をしっかり伝え、通夜に間に合うように手配をしましょう。